リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

日本の学会と海外のCongressの参加費のコスパはどちらが勝つ?

本日から欧州整形外科学会です。

時差ぼけ、寝不足の私はそのまま参加なので、体がピンチです。

 

EFORTは欧州最大の整形外科学会であり、規模もさすがです。

3日間で行われるセッション数は、日本に引けを取りません。

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違いといえば、企業展示がベンチャーらしきところが多いことでしょうか?

新しい技術を惜しみなく投入するという点では、日本はひどく遅れています。

 

何よりも参加費です。約10万円です

いくら医師とはいえ、懐にガツンと響きます。

対する日本整形外科学会は2万円です。

 

学会の組織度からすると、むしろボランティア、運営者、コングレスマネージャの動きは、欧州の方がよいように思います。

日本では、主宰校の人員がおしみなく搾取されます。日当はもちろんありません。

 

それだけ、ドクターの仕事がなにか、患者に還元するという姿勢が明確なのでしょう。

日本における越権行為・搾取の類は早めに駆逐しないといけません。

 

ところが、高価な参加費のわりに、ランチはこれです。

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サンドイッチ、マフィン、バナナ、ヨーグルト、水。。。

ん?バナナ??

そういえば、昨年国際リハビリテーション学会に行った時のランチもそうでした。

なんだか高野豆腐のような煮つけに、リンゴが2つ。。。。

 

それに反して、日本の学会はどうでしょうか?幕の内弁当がでると、「面白くない」といわれて、ランチセッションに人が集まらない始末です。

多くの場合、地の名産品を入れた弁当が出てきます。浜松ではウナギでした

 

学会の参加費のコスパでいえば、がぜん日本です。

最近は、京都であったときに清水寺が拝観できたりもしました。

 

ひょっとするとあえて日本から海外に発表に行かないで、先進的な演者だけ日本に呼んでもいいのかもしれませんね。

 

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